地方零細大家の日々是精進鑑

平凡な会社員が、サラリーを得つつ大家業を営み、収益物件と資格を取得するまでの道のりを描きます。(現在進行も含む)

アパート1号の購入記 その3

みなさまこんにちは。 地方零細大家・リバブルカズキと申します。今日もお付き合いいただければ幸いです。

さて、融資については甘さの残る判断だったものの、なんとか内諾をいただき一安心したところでした。
あとはその日、所有権移転登記及び公庫抵当権設定登記について、登記料をケチりたいがため、僕が自分で行わせていただきたい旨お伝えし、その場でOKをいただきました。
やった、コレで登記手続きの経験値もアップするぜ\(^o^)/

しかし後日、公庫の美人担当Yさん よりお電話があり、驚愕の一言を言われるのでした。

「カズキさん、融資実行は物件の所有権移転登記完了後になりますので、承知しておいてくださいね。(#^.^#)ニコ」

(。´・ω・)え? 

「融資の制度上、買主さんに移転➡公庫の抵当権設定登記➡融資実行 となります。(#^.^#)ニコニコ」

Σ( ̄□ ̄|||)ええぇ~!?そんなんあるんですか?

「はい、カズキさん自身で登記をされるということですので、そうなります(#^.^#)ニコ」

(# ゚Д゚)! いや、それ先言おうよ…
てことは、
1.今からでも司法書士の先生に依頼をするか
2.全額現金で一度決済するか
3.売主様に代金決済より先の移転をご承諾いただくか
4.つなぎゆうしがひつようということですねわかりま せんよそんなの。(棒)

「ちなみに公庫につなぎ融資はありません(#^.^#)ニコ」

(# ゚Д゚)うぉい!コンニャロ!
コレは困った… さすがに 2.全額現金 は用意できないぞ。
しかし1. もなぁ。間が悪いことに、この連絡をもらう数時間前に、自作の「登記申請書」作成を終え、この内容を自讃していたところでこの仕打ち。 
公庫の美人担当Yさんアンタは鬼かww。

無い知恵袋をしばしひねり倒してみたものの、良い考えは浮かびませぬ。仕方なく、重い気持ちで、しかしなんとか 3. の選択肢を実現できるよう、思案しながら仲介業者さんに連絡をいれました。

ガチャ「もしもし、あーカズキさんこんちゃ。買付無事通りましたよ。融資の実行時期にすり合わせする形で、重説から契約を設定していきますのでよろしくね(^ω^)ニッコリ」

う、気が重い…
(´・ω・`)もしもし、仲介業者さん、いつもお世話になります。融資内諾をいただけたのですが、実は少し想定外のことがありまして。

「ん?どしたの?(^ω^)」
変に隠しても仕方ないし、公庫でのやり取りを素直にお伝えしました。

「ん?んー、そりゃ…困ったね(;^ω^)アセ。 前例ないなぁ…。 でもここまで来てキャンセルもお互いのためにならないしなー…」
考え込む仲介業者さん。
ここで、僕から一つお願いをすることとしました。

「面倒おかけしてすみません。 僕としても、ぜひ購入させていただきたい気持ちです。 ついては、物件価格と融資の差額280万円を手付金としてお支払いさせてください。 買主都合解除の際は、特約一切なく、没収で構いません。併せて、この提案が売主様にお受けいただけた時点で仲介手数料もお支払いいたします。こちらも同様の扱いとしてください(`・ω・)キリ。」 

これも、今にして思えば「いや、司法書士依頼しようよ(;´・ω・)」という感じですが… 当時はいろいろとヤリたがりだったようです。若かったなぁw。

仲介業者さんは、しばし考えて
「…カズキさんの熱意はわかったよ。 売主さん次第だけど、聞いてみるね(;^ω^)」
と言うと、その場で売主様に確認してくださいました。

結果は…意外とアッサリOK。ε-(´∀`*)ホッ

登記完了後必ず残代金お支払いすること、を念書として差し入れ、無事、仲介業者さんによる重要事項説明をいただくことが出来ました。
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つづきます。。。

次はいよいよ契約締結になります。